ご挨拶

皆様

はじめまして。KEI-CRAFTの代表を務めている高松と申します。
本日、KEI-CRAFTのHPをリニューアルすることが出来ました。
一重にKEI-CRAFTに関わってくれたみなさんのお陰です。
本当にありがとうございます。これを期にブログを始めることになりました。

最初はKEI-CRAFTのはじまりについて書きたいと思います。

「1,はじまり」

 父(恵三)が初めてボールホルダーを作ってから5年半が経ちました。
初めた当初は、まだフリースタイルフットボールやフリースタイルバスケットボールという言葉も知らず、ボールホルダーという名前も付いていませんでした。
父は車の修理やレストアを手掛ける仕事を引退した後、趣味で革細工をしていました。ものづくりの得意だった父は、孫の為に色んなものを作ってはプレゼントをしてくれていました。
そんな中、サッカーを初めた孫の為に、ボール入れを作ろうと思い立ち、革で作ってきたのです。
初めて作ったボールホルダーはこんな感じです。

まだお皿が革で作られていました。
それでも十分に使えるものでしたが、父の持っている鈑金の技術が活かしきれていないのではという話になり、それに応えて出来てきたものが、お皿がアルミで出来たものでした。

初代アルミ皿を使ったホルダー

ボールの出し入れも入り口を紐で絞る方法でした。

私の想像を超えたものが出来てきて驚いたものの、今までに見たことの無い様なものだったので、感動したのを覚えています。
ただ、家族会議の末、とても小さい子供が使えるものでは無いという事になり、子どもへのプレゼントとしてはお蔵入りとなりました。
でも、せっかく面白いものが出来たのだから誰かに使ってもらいたくなります。
当然、サッカー選手を思い浮かべましたが、いろいろ調べてみるとプロのサッカー選手はボールを持ち歩きません。たしかにボールをいつも持ち歩いているサッカー選手など見たことがありません。
そんな中、あの徳田耕太郎さんにたどりつきます。
思い切って写真と一緒にメールをお送りしたところ、興味を持ってくれたという言葉とともに、リュックに取り付けられないかとのアドバイスを頂くことが出来ました。
それから、父と二人でホルダーのカッコいい開閉方法とリュックへの取り付けを両立できるデザインの開発に没頭しました。
一月ほどの紆余曲折を経て、やっと一つの形にたどり着きます。
それが今のオリジナルホルダーの原型です。徳田さんからのアドバイスが無ければ、今のホルダーは生まれていなかったかもしれません。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

このホルダーの完成をきっかけにして、インスタグラムなどのSNS等に紹介するようになりました。
そのうち、海外のフリースタイラーから、使いたいとの連絡を頂くようになり、とりあえず使ってもらおうということで、何名かのフリースタイラーに送ることにしました。
その時に送ったのは、ルクセンブルクのSven、ドイツのMarcel、ポーランドのLotarなどです。

長くなりそうなので、続きはまた書きます。

今、私達は緊急事態宣言の真っ只中にいます。
一年前には全く想像の出来なかった新しい世界です。
仕事が無くなってしまったフリースタイラー達のことが心配でなりません。
翻弄される子供たちのことが可愛そうでなりません。
KEI-CRAFTのボールホルダーにお気に入りのボールを入れる、
それだけで、ほんの少しでも前向きな気持になってくれる方がいるのであれば、私の頑張り続ける理由になっていると感じています。これからも宜しくお願いします。

ではまた

令和3年1月18日

KEI-CRAFT 高松雅幸

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